日本に帰ってきてからはや1年が経過しました。
コロナ禍の中でやるせない日々が続いています。
ステイホームが続いた分、昨年はDIY熱が復活し、さまざまなものを作りました。
今回は自分の活動の中心である、PC周りの再構築を行いました。
昨年度のものは解体へ
実は帰国してすぐに、一畳書斎というのをテーマに、PC周りの環境をDIYしました。
完成当初はその出来に満足していたのですが、使っているうちに使い勝手の悪さが目立つようになり、なんとかしたいなと思っていました。
そんな矢先に、家の中の整理をしなくてはいけない状況になり、それに便乗して、一心奮起して新しいものを作ろうと決意しました。
前回の反省から
今回は前回以上に快適なPC環境を目指します。
この1年、一畳書斎を使ってきて感じたデメリットが以下のものです。
- 横幅が狭い
(PC周りに物が置けない、書き物をする際に非常に使いにくい) - 収納の不便さ
(奥行きがありすぎて、収納した際に取りづらい) - 作業上の動線がよくない
(収納が不便なせいで、動きに無駄が多くなってしまう)
簡単に言うと作業効率がすごく悪いんです。
物を取り出すのに時間がかかるし、片付けるのにも時間がかかる。
そして横幅が狭い分、机の上に物を置くとごちゃごちゃする。
とにかく作業していて快適なデスク環境を目指していきます。
今回のコンセプト
今回は全てが手の届く範囲の快適な環境の構築を目指します。
そのために次のような作りにしていきます。
- デスクの奥行きは短くても、横幅は広くする
- 収納スペースを増やす
(手の届く範囲に全てを収納する) - ワークスペースとしての快適さを目指す
(プリンター、スキャナーも近くに置く)
こんな感じで目指していこうと思います。
これらの課題を解決するために、自分が考えたものは、天板が奥行き80cm、横幅180cm。
そして、収納は引き出しを5つとフリースペースを1つです。
では、この夢のデスクを早速作っていきます。
まずは収納から
Kregのポケットホールジグ
今回のDIYで最も活躍したのが、このKregのポケットホールジグです。
今まで材と材を接合する際に、単にビス打ちだけをしていたのですが、見た目的にあまりよろしくないので、こちらを使用してみました。
入っているジグのはこのような感じです。
非常に長いドリルが一本ついていて、これが最も重要です。
このように穴を開けたい材にジグをあてがい、後は穴にドリルを入れて穴を開けていくだけです。
このように材に穴が開きます。
あとはそこにビスをいつも通り打ち込んでいくだけです。
これを行う利点は外部から全くビスが見えないことと、強固な接合ができることです。
接着剤と組み合わせれば、ちょっとはそっとでは外れないものになります。
今回はこのような感じで、ほとんどこれで接合を行いました。
特に引き出し部分の作成で大活躍でした。
ミリ単位のミスも許されない引き出し作り
今回の制作で最も神経を使ったのが、引き出し作りです。
今回はスライドレールを用いた引き出しを作ることにしました。
引き出しのサイズ、スライドの奥行き、スライドと引き出しのレールの挿入など、少しでもずれると引き出しがスムーズにスライドしないどころか、引きだしを入れることすらできません。
そのため、木取りにはいつも以上に緊張感を持って臨みました。
ここでもポケットホールジグは大活躍。
どんどんと引き出しが完成していきます。
そして、緊張のスライドレールの取り付けの時が来ました。
最初は入りが堅いので「やばい、失敗か…」と思いきや、どうやら最初はこんなものらしいです。
何度か押したり引いたりしていると、スムーズに動くようになり、無事に入りました。
自分の中でDIYのレベルがまた一つ上がった瞬間でした。
こちらはプリンター用の引き出しです。
引き出しの表は大好きなOSB合版で仕上げました。このアクセントがいいね。
最終的にこんな感じでの収納が完成しました。
黒とOSBの配色がなんともかっこいい!(自画自賛)
いよいよ天板へ
これで机の70%程は完成です。
あとはこの棚に合う天板を作成します。
前回の反省を生かし、強度と快適な作業スペースの両立を目指したものを作っていきます!
後半へ続く〜。
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