ついに始めた小屋作り①~すべては土台次第~

以前に、現在住んでいる家の収納が割と多いという話はしたと思います。
外にも納屋のような物があるのですが、老朽化が著しく、一部朽ち果てている部分もあります。
使えないこともないのですが、せっかくならDIYを始めた頃のからずっと憧れていた、小屋作りに取り組もうと一念発起しました。




まずはプランニング

設計は大事

さぁ、いざ「小屋を作ろう!」と思ってもなかなか簡単にいくものではありません。
家具作りと違い、広大なスペース、大量の材料を必要とします。
そのため、さすがに頭の中で設計図を描くというわけにはいきません。
大まかでもいいので、必ず図で描いておいた方がいいです。
具体的なイメージもわかりやすいですし、必要な材料なども見えてきます。

夢はでっかくタイニーハウス

自分のDIYのゴールは小屋作りだと思っています。
その中でも最も作りたいのはタイニーハウスと呼ばれる住居です。

タイニーハウスとは、tiny「ちっちゃな」「とても小さい」、house「家」のことです。どれくらい小さいかというと、10平米くらいの家もあるほどです。10平米は4.5畳のワンルーム(バストイレ同)くらいのサイズ感なのでかなりコンパクトです。タイニーハウスが注目を集めたのは1999年から2000年ごろのアメリカでした。そくしくもハリケーンによる大規模な自然災害やサブプライムショックなど、家について考える契機となる出来事が続いたこともあり、モノを持ち過ぎず、シンプルに暮らすという考え方が一部の人たちへ少しずつ浸透していきました。その後、タイニーハウスはミニマルな暮らしを実現するひとつの形として、アメリカのみならず世界的な広がりを見せています。

引用:オウチーノニュース

出典:www.fayettevilleflyer.com

こんな素敵な小屋が作れたらいいなあという漠然とした夢を持っています。
最終的に広い土地や広い住居なんか必要ないやろうし、ただただ静かに暮らしていくにはぴったりです。
とはいったものの今回はさすがにこんなものは無理です。

小屋といっても千差万別です。
今回は一番基本的な物置小屋を目指します。

大体の寸法

物置とはいっても今ある道具や農具類が収納できれば十分なので、それほど大きなものは必要ないです。
そのため、今回はちょうど床面積が合板一枚分(1820mm×910mm)の大きさのものを作ることにしました。
材料カットの面でも、こっちの方が手間が省けるしね。

 

工法は小屋作り鉄板のツーバイフォー工法でいきます。

まずは土台から

まずは、倉庫の床板部分の制作です。
土台を支えるのもちろん堅牢なツーバイ材です。
ここでも大活躍するのは丸のこです。もう最近手のこを使う機会がめっきり減ってきた気がする。
手のこの腕も落とさんよう似せなあかんね。

120mmのビスでがっつり固定しました。ここでずれるとすべてが水泡に帰すので、めちゃくちゃ確認しながらやりました。
何事も基礎&土台が最重要です。
この大きさなので、ビス止めもなかなか大変でしたが、何とか工夫しながらできました。

床板は大好きなOSB合板です。
合板一枚分の大きさにしたので、カットすることなくぴったりと上に載せられました。

基礎部分はシンプルに

小屋を置こうと思っている場所はここです。
ちょうど家屋と畑の間に位置する場所で、ここなら農具の出し入れの利便性も抜群でしょう。
ただ、すでに砂利が敷かれているので、このままここに建てることはできません。
なので、まずここを整地して、基礎を作れるようにしないといけません。

土の部分が見えるくらいまで、砂利をどけていき、さらに深めに掘っていきました。
今回基礎として使用するのは、どこにでもあるようなコンクリートブロックです。
それほど大規模な小屋でもないので、この基礎で十分機能してくれるはずです。

こんな風にコンクリートブロックを置いた後で、再び砂利を敷き詰めていきます。
雑草対策として、防草シートもちゃんと敷き、対策は万全です。
砂利で埋めただけでも、コンクールはがっつりと固まりました。上に倉庫を載せれば、さらに安定すると思います。

そして、この基礎作りで最も気をもんだのが、水平を保つことです。
建物が傾くなんてことがあると、後でどんな風になるか容易に想像できますよね。
そんな事は絶対に避けたいので、水平器を初購入し、これでもかというくらい水平を確認していきました。

こうなっていれば水平はばっちりです。
これを角だけでなく、中央から頂点へなど、さまざまな場所で行いました。
この確認作業だけでかなりの時間を要しましたが、絶対に省略はできない作業ですね。

 

そしてこんな感じで、土台部分の完成です。
土台を載せるとコンクリートブロックは予想通がっちりと安定しました。
この様子ならこの後の作業も大丈夫そうですね。

次回は壁を立ち上げる

この後、雨が降ってきたのでブルーシートを被せ、本日の作業は終了です。
屋根ができるまでは、こうやってちゃんと養生しないとな。

さぁ、次はいよいよ側壁の制作に入ります。
立てるのちょっと大変そうやけど、頑張っていきましょう~!!

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