セアブラノ神 伏見店〜リベンジ〜

今年も年始は京都旅行に行ってまいりました。
年始の京都の人出は多いかと思いきや、やはりコロナの影響か、思ったほどではありませんでした。
しかし、昨年に比べると人出も戻ってきており、ようやく元の日常が戻ったかなという感じです。

今回も旅行中に何軒かラーメン屋を行脚するつもりでしたが、予定がうまく調整できずに一軒しか行けませんでした。
その一軒が、友人に勧められていったセアブラノ神伏見店です。




名前ほどのコッテリさはない

実は中国へ渡航する前に食べた、最後の京都ラーメンがここでした。
注文したのは、「味玉背脂中華そば」でした。
店の名前からして、さぞ凄まじいギトギトしたものが出てくるんだろうと思っていまいした。
しかし、実際に出てきたものは、背脂こそ浮いていましたが、それほど濃くもなく、どちらかというと食べやすいラーメンでした。
味はもちろん良かったのですが、どこか消化不良で帰ってしまったという記憶があります。
なので、今回誘われた時も「セアブラノ神か〜」と思ったのが正直な感想です。

 

セアブラノ神の本気を体感!

そしてやってきたセアブラノ神伏見店。
さて今回は何を注文しようかなと、ふとメニューを見ると、神二郎という何やら気になる名前のラーメンが。
写真を見てみると、なんとそこには以前食べたラーメンとは似ても似つかぬ、油ギトギトの、麺もりもりのラーメンが。
一気に胃が本気モードになり、神二郎の300gを注文しました。
「にんにくと生姜どちらもOKですか」と聞かれたので、もちろん全部入りを注文です。

そして、出てきたのがこちらです。

 

一見「なにこれ、カレーライス??」と見紛うようなビジュアルです。
暴力的なまでの背脂の量です。
麺が一切見えません。これは期待できそうです。
上の野菜部分をかき分けていくと、ようやく麺にご対面。

 

きました!安定の太ちぢれ麺です。ギトギトラーメンにはこの組み合わせですね。
それにしても、他の店の二郎系ラーメンとはまた違った味わいです。
やはり生姜がいいアクセントになっていて、このラーメンを唯一無二のものにしていると感じました。

 

スープもこんな感じでいいギトギト具合でした。
しかし、生姜がたくさん入っているので、飲めば飲むほど体が熱くなってきます。
体に良さそうな気もしますが、それを打ち消す背脂が入っているので、きっと体には悪いでしょう。
ですが、今回もスープは全て飲み干しました(笑)

予想外の大満足の一杯となりました。

ラーメンとの出会いは一期一会

「これは、また京都に行った時は立ち寄らないといけないな」と感じるくらいの衝撃の一杯だったのですが、ふとホームページを見ると、さらに衝撃の内容が!

セアブラノ神 伏見剛力店ホームページより引用

なんと、奇しくも自分がセアブラノ神伏見店にいったその日が、神二郎最後の日だったようです。
出会った日が今生の別だったようです・・・。

しかし、こういう出会いがあるから、ラーメン屋巡りはやめられないのです。
素晴らしき一杯に乾杯。
そして、セアブラノ神伏見店さん、数々のご無礼な発言、どうぞお許しくださいm(_ _)m

 

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