今年の2月頃から、中国のドラマにはまっていました。
きっかけは、 HSKの听力対策として見始めたのですが、思いの外面白かったのでそのまま見続けました。
私が見ていたのは、「凉生我们可不可以不忧伤」という恋愛ものです。
今回はこのドラマについて少し紹介します。
とにかく長いよ!!
先ず言いたのは、中国のドラマはとにかく長い!
基本50話越えは当たり前。
この作品も、全70話という朝ドラもびっくりの回数。
しかも、一本あたり40〜50分というフルスペックです。
中国人の友人曰く、「中国のドラマは毎日放送するから、基本的に長くなるんだよ」とのことでした。
それにしても70話って、どういう展開をすればこんな話になるんや。
案の定、本作の展開は超スローです。
簡単に言えば、くっつきそうでくっつかない。トラブルに次ぐトラブルの連続。
基本的にこれが繰り返され、ずっと引き延ばされる感じです。
途中からそれも面白くなってきて、「次はどんなこと起こんねん」と期待してしまう自分もいました。
主役は話題の3人!
このドラマに登場する人物はなかなか個性的なやつらばかり。
そこも本作の魅力でしょうか。
主役を張るのは以下の3人です。
钟汉良が演じる青年実業家、程天佑です。
自信家で、己の信じた道を突き進みます。
それよりも驚きなのは、演じる钟汉良が50歳間近だということ。
不老不死かいな…。
そして、もう一人の主役が马天宇の演じる凉生です。
ドラマのタイトルにもなっている人物です。
妹の姜生との複雑な関係に悩み、記憶喪失になったり、パリに行ったりと波乱万丈な人生を歩みます。
そしてメインヒロインが孙怡が演じる姜生です。
このドラマは彼女を軸として話が進んでいきます。
いわゆる悲劇のヒロインで、いろんな不幸が彼女を襲っていきます。
しかし、彼女自身の行動が招いた部分も無きにしも非ずなので、見ていて非常にやきもきさせられます。
脇役たちの個性も強い!
主役は以上の3人ですが、このドラマの魅力は脇役たちでしょう。
非常に魅力的で、個性あふれる脇役たちが登場します。
姜生の大学時代のルームメイトの金陵。
個人的にヒロインを食ってしまっているんじゃないかと思うくらいの美貌の持ち主。
後述する程天恩と過去にいろいろあったらしく、これが物語のキーとなってきます。
このドラマで、演じる王鶴潤のファンになりました♡
程天佑の弟の程天恩。
過去の事故で両足を失っており、車椅子生活を強いられています。
そのせいか性格が歪んでおり、姜生に事あるごとにいじわるなことをしていきます。
金陵とは過去に恋人関係で、今もそのことを引きずっている様子。
最初は腹たつキャラでしたが、途中から憎めない存在になっていきます。
名前を忘れましたが、程天佑の秘書で彼に密かに恋しています。
この女優さんも強烈美人な方です。
とにかく凉生命の宁未央。
そのため、妹の姜生にとにかくつっかかっていきます。
その度合いは少し度がすぎることも。
途中いろいろやらかしたり、自分にも不幸が降りかかってくるんですが、あまりにも自分勝手な部分があるので、見ていてイライラしてきました。
かわいそうな部分もありましたが、本作では一番嫌いなキャラでした。
時間はともかく内容はなかなか
70話というびっくりするぐらいの量ですが、内容はなかなか面白いです。
本では学べない中国語のエッセンスも多数学べます。
文語と口語ではこうも表現が違うのかと驚くばかりでした。
また、次のおもしろそうな中華ドラマを探していかないとね★★
コメント