怒涛の一日目が終わりました。
色々と詰め込みすぎたせいもあり、なかなか疲れてしまいました。
宿は、松江市内の民家を改修した場所に泊まりましたが、かなり快適でした。
夜もしっかり爆睡できたので、体力は全快です。
さて、弾丸ツアーなので、二日目はもう帰るだけです。
帰りながらいろいろなところによって行こうと思います。
鳥取は高速道路が無料!?
出発前に、宿の主人から「関西方面に帰るなら鳥取を通過した方がいい」とのアドバイスをいただきました。
なんでも、鳥取県は知事の意向で、鳥取自動車道の通行料金は「無料」となっているようです。
兵庫県の佐用JCTまでは無料でかっ飛ばすことができるので、非常にありがたいですね。
ただ、高速道路のようにSAやPAがないのが痛いです。
しかし、途中に道の駅がたくさんあるし、気軽に下りられるので特に問題はないです。
旅行者にとっては非常にありがたいですね。
いや~、これは本当に耳寄りな情報でした。
うさぎに導かれ…🐇
ここが因幡の白兎の舞台
この日は、鳥取砂丘に立ち寄って帰る予定でしたが、途中とある道の駅を発見しました。
それが「道の駅 神話の里 白うさぎ」です。
今回の旅行は、出雲大社でのうさぎとの出会いも含め、なにかしらうさぎに縁のある旅です。
家でうさぎを飼っている身としては、この場所に立ち寄らないわけにはいかないと思い、車を停めました。
駐車場には、神話「因幡の白兎」をかたどった石像が鎮座していました。
なにやら恋人たちの聖地のような書かれ方もしています。
因幡の白兎ってそういう話やったっけ?ちょっと詳細は忘れてしまいましたね。
施設内はいたって普通の道の駅でした。
鳥取県の様々なおみやげが売っていました。名探偵コナン関連のものや、水木しげるロードにもあった鬼太郎関連のものまで様々でした。もちろん、品揃えは現地には勝てませんが。
そして、店内にはこの道の駅の主もいました。
すごく年老いたうさぎです。人間換算で100歳前後らしいです。
目はほぼ閉じている状態で、見えているのかいないのか。
うちのうさぎもここまで生きてくれたら大往生やけどな。
この道の駅の守り神的な存在なんでしょうね。
たくさんのうさぎがお出迎え 白兎神社
さて、この道の駅の隣には、おもしろい神社がありました。
それが、白兎神社です。
白兎神社は、日本最古の書物「古事記」の一節である神話「因幡の白兎」に登場する白兎神が祀られる事から、日本医療発祥、また大国主命と八上姫との縁を取りもたれた日本最古の恋物語の地として知られる、由緒明らかな神社です。白兎地区の神社周辺には、神話「因幡の白兎」の舞台となった様々な「白兎の神跡」を見ることができます。
日本医療発祥と恋人たちの聖地というのは初めて知りました。
そんな霊験あらたかな場所が、こんな道の駅のそばにあるなんて意外ですね。
というわけで、早速参拝しに行きました。
境内までの参拝道には、このようなうさぎの石像がたくさんあります。
しかも、何やら白い石が足元にのっていたり、頭の上にのっていたりと不思議なたたずまいです。
これは結び石といって、良縁・子宝・繁盛・飛躍・健康の五つの縁を示す「縁」と書かれた白い石を、白兎神社の鳥居に乗せて、願い事が叶うように祈るためのもののようです。
実際に、たくさんの人が鳥居めがけてこの石を投げていました。
しかし、鳥居の上にちゃんと乗せるのはかなり難しいようで、みなさん何度も挑戦しました。
私も10回以上投げてようやく成功しました。
伝説の場所がたくさん
本殿に行くまでに、ちょっと濁った不気味な池を発見しました。
これは、不増不減池(一名 身洗池:ミタラシイケ)というそうです。
古事記の中で、白兎神が傷口を洗われた池、「水門」(みなと)で、この池は、旱天・豪雨の時でも水位の増減がないとされており、別名「不増不減の池」 とも呼ばれているそうです。
そんな神話の場所が続々と出てくるのもこの神社の面白いところですね。
本殿はこんな感じで、こじんまりしたものです。
ここは出雲大社とは違い、二礼二拍手一礼のいつもの作法でした。
小さい神社ですが、けっこう参拝客が多かったです。
本殿の隣には、恋人たちの聖地らしく、おみくじをハート型にかたどったオブジェがありました。
なかなかのインパクトですね。
社務所では、いろいろなお守りが売っていました。
ほとんどが縁結び関係のものでした。
自分も知り合いのアメリカ人のために、一つ買っていきました。
彼女にいい出会いがありますようにと願いを込めました。
ちょっと寄り道して神話の世界へ
鳥取県にこんな場所があるとは知りませんでした。
こういう思いもしない出会いや発見が、旅行の醍醐味ですよね。
寄り道するにもちょうどいい場所なので、ちょっと足を止めて神話の世界を堪能してみませんか🐇
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