9月の三連休に、鳥取・島根へ弾丸旅行へ行ってきました。
台風が日本列島に接近しているという中の強行軍でした。
初日は、鳥取境港〜出雲大社というコースでまわって参りました。
今回はそんな二日間の旅の様子を少しずつ紹介したいと思います。
深夜に家を出発
最近では、超長距離を走る時には、必ず深夜の時間帯に出発します。
理由はETCの深夜割引のためです。
少しでも旅費を抑えたいがためにこうします。高速道路1000円の法案また通ってくれんかな。
それにもう一ついいことがあって、深夜は交通量が圧倒的に少ない。
特に、普段も交通量が少ないような高速だと、ほぼ車いないです。SAでもこんな感じです。
ただし、無理は禁物なので、この日は兵庫県の加西SAでストップです。
SAと呼ぶには少し淋しい内容の施設でしたが、車中泊する分には十分です。
いざ鳥取県へ
意外と快眠で過ごせた一夜でした。
そして、起きてすぐ目的地の鳥取県を目指して出発です。
中国地方の県はどれも東西に長く伸びています。鳥取も鳥取市から今回目指した境港市はほぼ端から端といった感じです。
大きな渋滞などにも巻き込まれず、順調に境港市に到着。
着くと、道路の案内表示にはハングルと中国語（繁体字）が併記されています。
これは、近くにある米子鬼太郎空港から、二カ国への直行便があるためらしいです。
それにしても、この空港の名前すごい。他にも鳥取砂丘コナン空港もあるみたいやし。
鳥取出身の漫画家の威光借りまくりですね。
ベタ踏み坂
さて、最初に行ったところは観光地とは少し違いますが、とても有名な場所です。
みなさんは、「ベタ踏み坂」をご存知でしょうか。
ダイハツ タントカスタムのCMに登場する、あの場所です。
CMでは、綾野剛が運転する車の助手席に豊川悦司が座り、「業界ではここを、べた踏み坂と呼ぶんだ」と、急勾配の坂を見上げます。
だれもがCGかと見紛うくらいの急勾配ですが、CGでもなんでもなく、ここ境港に実在します。
これは楽しみだと胸躍らせ、いざ愛車をぶっ飛ばして現地に。
そして、眼前についにベタ踏み坂が！
あれっ、正直そこまでの急勾配に見えない。
一応逆からももう一度通ってみたのですが、あの写真のような急勾配は感じられませんでした。
入る方向間違えたのか？どうもモヤモヤしたままベタ踏み坂を後にしました。
とれたて新鮮な日本海の幸
ここ境港に来た大きな目的は、水木しげるロードへ行くことですが、如何せんまだ時間が早すぎる。
どこかで時間をつぶさねばと思い、辺りをうろうろしていると、産直市場があるのを発見しました。
これはおもしろそうだと思い、早速入ってみることに。
朝8時にもかかわらず、結構な人が市場内にはいました。
たぶんほとんどが地元の人だとは思いますが、それだけ地元にも根付いているということでしょう。
市場内にはイートインのスペースも設置されているので、食べ歩きもできます。
お店の人に言うと刺身やボイルなどいろいろな調理してくれます。
でました。高級魚の代名詞ののどぐろです。確か錦織圭選手も大好きだった気がします。
ほんとにのどの中黒かった。
さすがにのどぐろ一匹は高かったので、揚げたものをいただきました。
味が濃厚でおいしかったです。これは他の調理法で食べてもかなりおいしそうですね。
行ったときにちょうどミズダコが上がりました。
かなりの大きさで、迫力満点でした。まるでモンスターのようでした。
漁師さん曰く、刺身にすると最高だそうです。
天然の岩ガキもたくさんありました。
値段は少し張りますが、カキ大好きな自分にとっては夢のような光景。
これは絶対に食べねばと思い、二つ生ガキを注文しました。
レモンを絞ったものと、純粋な生ガキの二つを食べました。
味はかなり濃厚で、一口食べると磯の風味が口いっぱいに広がります。
けっして磯臭いわけではなく、芳醇な香りです。
カキはあんまり食べ過ぎると気持ち悪くなるものなので、二個ぐらいでやめておくのが一番おいしく食べられる数ですね。
そして、境港といえばカニですね。
大ぶりなだけではなく、価格も破格です。
写真は1枚3500円ですが、3枚で4000円というのもありました。
自分はあまりカニは好きではないのですが、家族がカニに目がない人達なので、大量に買いました。
さすがに持って帰るのは難しいので、宅配してもらいました。
翌日には着くらしいので、配送スピードも素晴らしいですね（実際に翌日につきました）
旅の面白さは寄り道
寄る予定のなかった場所でしたが、思いのほか楽しめました。
見て楽しい、食べて楽しい素晴らしいところでしたね。
予定以上に長時間すごしてしまいましたが、これも旅の面白さですね。
寄り道こそ旅の醍醐味です。
さて、つぎはいよいよメインの水木しげるロードへ行きます。
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