日本に帰ってきてから約1か月半が経過しました。
ようやく家の方は片付いてきたのですが、家の前の庭がジャングル状態でした。
せっせと草抜きをして、ようやく足の踏み場が見えてきたのですが、それと同時に大量の材木も出てきました。
腐っていたものもたくさんあったので、材としては使えません。
丸のこで切ってもよかったんですが、丸太も多くちょっと厳しかったです。
さすがにこれは手間だろうと感じ、今後のことも考えてついにチェーンソーに手を出しました。
電動かエンジンか
購入するにあたって、まず悩んだのがエンジン式か電動かということです。
そんなに安い買い物でもないので、ここは慎重に考えないといけません。
エンジン式
パワーと取り回しに関しては、文句なしにエンジン式が有利です。
一度使ったことがありますが、化け物クラスの木でもない限り、たいていは余裕でカットできます。
しかし、混合燃料を作らないといけない、使っていない時期の保管やメンテナンスといった、ランニングコストが若干かかってくるのがネックです。
電動式
電動式のメリットは何といっても煩わしさのない即起動です。
何といってもコンセントを挿すだけというお手軽さは、他に代えがたいものがあります。
しかし、ネックは取り回しです。コードがどうしてもこれを邪魔します。
電動でもバッテリー式なら取り回しは問題ないでしょう。
ただ、充電切れや、パワー面でも心配から、バッテリー式の購入は見送りました。
自分の用途は…
という風な感じで考えていくと、どちらも一長一短。
あとは自分がどんな風に使っていくかが一番重要です。
山に入って作業するわけでもないし、毎週のように間伐をするわけでもないので、電動式で十分という結論に至りました。
そこで今回は、makita 電気チェンソーMUC3541を購入しました。
スペック
動力 | AC100V |
ガイドバー | 350mm |
チェーン形式 | 91PX-52E |
ハンドル位置 | リアハンドル |
消費電力又は排気量 | 1430W |
工具レスチェーン調整 | ◎ |
振動3軸合成値 | 4.7m/s2 |
質量 | 3.9kg |
ガイドバーの長さが400㎜もあったのですが、そんなに大きな木を切ることもないだろうと感じ、オーソドックスなものを選びました。
たたずまいはなかなか重厚ですが、持った感じがそこまで重くありません。
これは使いやすそうな予感です。
実際に使ってみる
使う前に
今回購入したのは電動ですが、電動でもチェーンソーオイルというものを入れなければなりません。
付属品は100㎖だけついていましたが、これだけだと一瞬でなくなります。
こんな感じで補充します。
混合燃料の作成に比べたら、余裕の作業ですね。
これができたら使う準備は完了です。とても簡単ですよね。
安全は最優先
チェーンのカバーを外すとこんな感じです。一気に危険度が増す感じですね。
このチェーンソーはロックの解除が二段階にもなっています。
それだけこの工具の危険性を示していますね。
当たり前のことですが、工具を使用する前まで絶対にコンセントを挿してはいけません。刃の調整時なんかは言わずもがなです。
普通の刃でケガするのとは違い、チェーンソーの刃に巻き込まれたりなんかすれば、人間の体なんかひとたまりもありません。
絶対に油断しないようにだけして、安全管理には細心の注意をはらいましょう。
実際に材を切ってみる
では実際に大量の材木を切ってみたいと思います。
こういうときに大切なのはいかに安定した場所で切るかということです。
自分はこんな感じでブロックに乗せて切りました。
これだけでも安定性や切りやすさが全然違います。
電源を入れるとけたたましい音を立てながら、チェーンが回ります。
そして、刃を入れていくと一瞬で切断されます。
しっかりと力を入れて持っておかないと、チェーンソーに引っ張られっることもあるので注意しましょう。
こんな感じで切断完了です。
切断面は丸のこなどに比べると若干荒いです。
まぁ、ここに精度は求めていないので、これで十分です。
その後は丸い材も切断していきました。本当に面白いように簡単に切れていきます。
そして、チェーンソーオイルもものすごいスピードで消耗されていきます。
付属品は一瞬でなくなってしまいました。
事前にオイル購入しといてよかった。
そして、この日の成果がこれです。
窯もストーブもないのに、薪だけが大量に量産されてしまった(笑)
まぁ、これは今後何らかの形で利用させてもらおうかな。
うまく付き合えば最高の相棒に
最初はどんな危険な工具かと思って敬遠してましたが、ここまでの働きをしてくれると本当に買ってよかったと思います。
もちろん危険なことに変わりがないけど、気を付けて使っていけば、これからもいい相棒になってくれそうです。
まだまだ庭の整備は続きそうなので、引き続きこいつにはしっかり頑張ってもらおうかな~!!
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