夏の庭づくり〜洗面台を直す〜

現在仕事も少し落ち着いて、短い夏休みに入っています。
今年の夏はどこにも出かけられないので、家で巣篭もり生活です。
ただ、ずっとじっとしているわけにもいかないので、DIYに勤しんでいます。
今回は、庭関連のDIYに取り組みました。




見るも無残な外の洗面

この家に越してきてからずっと気になっていました。
錆びまくりではみ出している洗面台。
決して使えないことはないんですが、支える台はグラグラで、石を下に敷いてなんとか自立するほど。
ずっと我慢して使ってきたのですが、流石に我慢の限界が訪れて、今回はここを大改装することにしました。

 

早速製作開始

まずは枠組みから

まずは洗面台にへばりついている、錆びまくりの土台を外します。
これはハンマーで叩くと軽く外れました。ちょっと拍子抜けするぐらいでした。

やっぱりボロボロなのは土台だけで、洗面台そのものはまだまだ使えそうです。
これをしばらく放置して、早速土台づくりをスタート。

 

土台は太くて頑丈なツーバイ材を使用しました。

ただし予算の関係上、間の骨組みにはスギ材とワンバイ材を使用しました。
まぁ、最後は隠れるし見えんやろうと思い制作を進めていきました(適当)

最後は天板をワンバイ材で張り、まずは大枠の完成です。
ここまでで大体一日仕事でした。なかなかの重労働でしたが、本当に大変なのはここからです。

洗面台を入れる場所を切り抜くが…

さて、ここに洗面台をはめるためには、天板部分を切り抜いてすっぽりはめる必要があります。
しかし、ここで一つの問題点が。自分はジグソーを持っていないので、この切り抜く作業ができないのです。
さて、どうしたものかと思っていると、「そうだ丸のこでやっちゃおう」という考えに至りました。

 

最近丸のこの使い方にも慣れ、切り抜くところも直線だし、きっと大丈夫だろうと思っていました。
そして、寸法を測り長方形を描き、そこにゆっくりと上から丸のこを入れていきました。
刃は順調に木材に入っていき、そのまま最初の辺を切り抜きました。

 

そして、2回目の切断で事件発生。
同じように切り進めていくと、ギャインという音と共に、丸のこが猛スピードでこっちに突っ込んできました。
驚いてとっさに手を離すと、丸の子は回転をやめ、そのまま天板を切り裂いてストップ。
そうです。これが世に言うキックバックというやつです。

 

体をちゃんと横に退けていたので、怪我はありませんでしたが、本当にヒヤッとした瞬間でした。
何ごとも慣れてきた頃が一番怖いと言いますが、全くその通りですね。
その後は慎重に作業を進め、なんとか型通りに切り抜くことには成功しました。

 

炎天下でひたすら塗装

ここまで来ればもうほとんど完成したようなものです。
あとは水に濡れても大丈夫なように、しっかりと塗装です。
今回は外部用の耐水ペンキで塗装を行いました。
ワインレッドで渋く決めようと思い、早速塗ってみました。

しかし、思っていた以上にワイン感が強い。ほぼ紫です。
見本と全然違うやんか。薄めかたとか気温とかも影響しとるんかな。塗装って奥が深いな。

見えない部分も今回は丁寧に塗装しました。
水回りなので、塗り忘れたところから腐ってくる可能性も十分あるので。
ですが、36度の炎天下だったので、ペンキもすぐ乾き塗るスピードは思った以上に早かったです。
ただ、自分の体も真っ黒になってしまいましたが。

機能的な洗面台に

次の日までしっかりとペンキを乾かして、いよいよ洗面台をはめ込みます。
緊張の瞬間です。もしはまらんかったらどうしよう。

ぴったりとハマりました。最高の瞬間です。
もう一回丸のこで切り抜きたくないしね。
寸法もぴったりで、ちょうど持て余していた部分に、ぴったりと全体がおさまりました。

天板部分にはトリマーでモールもつけました。
このアクセントがたまりません(自画自賛)

ゴミ箱も収納できたし、こまごましたものも置くことができるし、なかなか満足のいく出来になりました。
ワインレッドもこうして見ると、そんなに悪くはないかな。主張は凄いけど…。

 

 

コメント