何年か前から「持たぬ暮らし」というものが、一部で流行っています。
いわゆるミニマリストというやつですね。
賛同できない部分もあるんですが、個人的には持ち物を減らしていくという点においてはおおむね賛成です。
住居の移動が生じた際は、荷物が少ない方が圧倒的に有利です。
(今回の海外からの引っ越しで嫌というほど痛感…)
なので自分も、これからはどんどんと所有物を減らしていこうと考えているところです。
じゃあ、実際の生活において、何を減らせるかということです。
家を占拠しているものたち
どちらかといと収集癖がある方なので、家にはたくさんのものがあります。
中でも多いのが、CDと書籍です。
所有している大量のCDは既にデータ化して、PC内に取り込んでいます。
そして、徐々に売りに出し、家からはなくなっていっています。
そして、書籍です。CD以上に場所を占拠しています。これを減らすのは容易ではありません。
冊数にして約2000冊あまり。よくもまあここまで集めたものです。
中には仕事で使う専門書の類も多くあるので、そのまま売るわけにもいかずどうしたものかと悩んでいました。
そこで突然頭に浮かんだのが、「自炊」という言葉でした。
以前から、職場の同僚がこれをやっていたので、なんとなくイメージはついていました。
というわけで、思い立たったが吉日。早速必要な機器の購入を始めました。
初期費用は結構かかった
書籍の自炊に必要なものは、以下のものです。
・本を裁断するための機器(大小さまざまな機器がある)
・スキャナー
パソコン
こちらは何の問題もないです。もちろんWi-Fi環境もばっちりです。
でも、これって意外と人によってはハードルが高い部分かもしれんな~。
裁断機
裁断機といっても大小さまざまなものがあります。
同僚は「最悪カッターナイフでもいけるよ」とアドバイスくれたのですが、さすがに2000冊をカッターで裁断していくなんて狂気の沙汰です。
というわけでまずは裁断機から選ぶことにしました。
まずはこれです。
自分も職場にこれがあるので、使ったことはありますが、切れ味はなかなかのものです。
ただ、あまりに厚いものを切るとまっすぐに切れなかったり、切断精度がそれほどではないというのが正直な印象です。
そんな不可能とも思える要求を解決してくれたのがこちらです。
スキャナー
スキャナーも各メーカーからいろいろと出ているようですが、自炊界ではこれが王者でしょう。
自炊をやるやらないに関係なく、以前から欲しかったので即決でした。
書籍だけに限らず、さまざまな形式のスキャンに対応しています。
書籍に限らず、通常の書類をなくしたいという方にも十分おすすめできる品です。
一家に一台という感じですね!
設備さえそろえば
これで自炊するための環境はばっちり整いました。
あとは時間が許す限り、ひたすら裁断とスキャンを繰り返すだけです。
かなりの長期戦になりそうなので、ゆっくりゆっくりとやっていきたいと思います。
次回は我が家の具体的な自炊の方法を紹介したいと思います。
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