シドニーパンケーキ祭り

シドニー旅行中もう一つ、素晴らしいグルメを堪能しました。
それがパンケーキです。
シドニーにはたくさんの美味しいものがありますが、その中でもパンケーキは世界的にも有名です。
今回はシドニー旅行中に訪れた、二軒のパンケーキの店をご紹介します。

 




世界一の朝食〜ビルズ〜

外観はシンプル

シドニーの中心地から少し離れた、ダーリングハーストにあるのがビルズです。
シドニー内でも3店舗あるのですが、ここがその本店です。
この店は世界中に店舗を出しており、日本でも数店舗の店を出しています。


外観はぱっと見、そこまで世界的な店には見えないくらい、シンプルで街に馴染んでいます。
気にかけずに歩いていると、通り過ぎてしまいそうな感じすらします。
訪れた日はシドニーのニューイヤーズ・イブの日でした。
海外から最も多くの旅行客が訪れる日だったので、店外には朝にもかかわらず、たくさんの人が並んでいました。


中でも日本人が多かったです。う〜ん、みんな考えることは同じですね。
約30分ほどで店内に入ることができました。

 

店内は、木製家具と白を基調としたモダンなデザインの店内です。
みなさんゆったりと朝の時間を楽しんでいると言う印象です。
子供が来てもいいように、テーブルには色鉛筆を置いていてくれていました。
この辺りの細やかなサービスもありがたいですね。

 

さてここの看板メニューといえば、リコッタパンケーキです。
その味を形容する言葉として、世界一の朝食という名称がついています。
世界一とは大きく出たなと思いましたが、とりあえずは看板メニューを注文することに。

世界一は伊達じゃない


どどんとやってきました。
これが日本でもかつて大ブームを起こしたらしい、ビルズの看板メニューです。
リコッタ・ホットケーキ、バナナ&ハニーコーム・バターという長いお名前。

二段重ねになっており、なかなかのボリュームです。
これは切るのも大変だと思いナイフを入れると、ナイフがあまりにもスムーズに吸い込まれます。
生地がとてもフワッフワなんです。
メープルシロップをかけて、早速食べました。

めっちゃうまい。
生地自体は全然甘くないんやけど、バナナとメイプルシロップと一緒に食べると、それがちょうどええ塩梅になって、絶妙な甘みを出します。
ハニーコーム・バターも一緒に食べるとさらに深みのある味に。
このケーキのすごいところは複雑な味わいなのに、とても食べやすいと言う点です。
それが万人にも受け入れられて、「世界一の朝食」と言われる所以なのでしょうか。

 

量は多いですが、ぺろりといけましたね。
朝から食べるのには少し多い気もしますが…。

 

パンケークス・オン・ザ・ロックス〜ボリューム満点〜

ロックスのど真ん中の老舗店

別の日にやってきたのが、ロックスにある老舗のパンケーキ店。
その名も「パンケークス・オン・ザ・ロックス」です。

こちらはこのメニューの写真を見ても分かるように、パンケーキの店というよりもカジュアルレストランといった感じです。
なので、ランチタイムとティータイムの時間帯は多くの人が行列を作っています。
そして、驚くことに営業時間は24時間です。
「深夜にパンケーキ食べに来る客層って一体どんな人?」と思わずにはいられません。

店内の様子は、ビルズとは違い無骨な感じです。
これもまたロックスの街並みにマッチしていますね。
この日は、偶然にもティータイムの時間帯に並ばずに入ることができました。
お腹も空いていたので、もりもりに注文してやりました。

とにかくデカい

一つ目はこちら、バナナとレモンのパンケーキです。
バナナとレモンって味的には相反するものですが、意外にもこの組み合わせはありですね。
甘さの中にキリッと酸味が効くことによって、パンケーキの重さを感じさせなくなります。

そして、こちらがラズベリーのパンケーキ。
ラズベリーの酸味の効いたソースがふんだんに使われていて、薄い生地にたっぷりつけて食べると幸せな気持ちになります。
個人的には一番おすすめのメニューでした。

 

こちらが看板メニューのストロベリーパッチです。
ベーシックなバターミルクのパンケーキに、これでもかと言うぐらいイチゴを入れています。
上にはバニラアイスも乗っていて、食べ応えは抜群です。

 

ここのパンケーキの特徴はとにかく量が多い。
ただ量が多くて大味ではなく、それぞれ具材の特徴を生かして素晴らしいものに仕上げているので、どのメニューも食べていて飽きません。
さすがに、この量を3つは厳しかったけど…。

パンケーキ天国

シドニーはこんな感じで、美味しいデザートは至る所で食べられます。
パンケーキファンにとっては天国のような場所ですね。
自分はそこまでパンケーキ興味がなかったけど、このうまさには脱帽でした。
旅行中は体重に気をつけながらも(笑)、是非食べに行くことをお勧めします。

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