いよいよ上海マラソン当日です。
朝4時起きでしたが、前日の疲れも特になく、コンディションは悪くありませんでした。
ホテルのグレードも良かったおかげですね。
いざスタート地点へ
今回は、ゴール地点のすぐそばのホテルを取ったため、スタート地点までは少し距離がありました。
スタート地点は外灘です。
始発と同時に地下鉄に乗り込み出発しました。
この日の気温は朝から気温が高かったため、半袖でも問題なしでした。
始発にもかかわらずたくさんの人が、地下鉄内にいました。もちろんすべて参加者です。
しかし、到着した時にはまだ真っ暗です。
上海の南京路をこんな時間に闊歩するなんて、これはこれで新鮮ですね。
会場まで道はちらほらと参加者が歩いていて、まだスタート1時間半前にもかかわらず、すでにほのかな熱気を感じました。
地下鉄を降りてからもかなり距離はあったのですが、気候も良かったためのんびり歩けました。
いい感じのウォーミングアップにもなったかな。
荷物預けに到着です。今回は荷物は預けなかったので、スルーです。
ここをスルーしたおかげで、誰も使っていない綺麗なトイレを悠々と使うことができました。
ついにスタート地点の外灘が見えてきました。
まるで映画のワンシーンのような警備です。ここに入るまでにもかなりチェックされたんですが、これが本当に最終チェックでした。
さすがに、世界有数の国際マラソンの一つですね。
さぁ、いよいよです。
最高のスタート地点
まだうっすらとしか日が出ていないですが、夜景とはまた違った幻想的な上海の風景がそこにはありました。
この日は天気も空気も味方してくれたので、この素晴らしい景色が現れたのでしょう。
そして多分、この大会に出ていなければ、この風景を拝むことなんか絶対になかったでしょう。
スタート30分前になると、すでにスタート地点には人、人、人です。
もう動くことすらできません。
そして、いよいよスタート時間が迫ってきました。
今回もスタート前は中国国家の大合唱。
中国国民ではありませんが、歌えるのででっかい声で歌いました。
こういう一体感はお祭り感があって、嫌いじゃないです。
そして、号砲と共に3万人が一斉にスタート。
どんなマラソンになるのか楽しみです。
最高の熱狂、魅力的なコース
今回は結構真剣走ったので、道中の写真は一切ありません。
コースはほとんど平坦で、ときおり小規模な坂道が出てくるぐらいで、抜群の走りやすさでした。
上海の街中を走るというだけで、テンションが上がります。
沿道の応援もずっと熱かったです。
老若男女、そして外国人までもずっと沿道で応援してくれました。
これで力をもらえないわけないですよね。
今回は25キロ地点で、一度足を止めたものの、その後は一度も止まらず走りました。
その結果、セカンドベストを出すことができました。
ゴールが競技場というのも熱い。
気分はすっかりマラソン選手です。まぁ、実際そうなんやけど(笑)
ゴール後は、周りの人とお互いの健闘を称え合いました。
ゴールした人はみんな満足そうな顔をしていました。
マラソンは孤独な戦いですが、ゴール後のこの開放感はたまりませんね。
ゴール地点にホテルを取っていたので、すぐに風呂に浸かってゆったりとできました。
間違いなく過去最高のマラソン大会
今回は街の雰囲気、大会の雰囲気とどれも本当に良かったです。
この時期の上海の気候もちょうど良く、まさに記録にも記憶にも残る素晴らしい大会になりました。
今までは自分の中での最高の大会は「神戸マラソン」だったのですが、今回間違いなく超えましたね。それぐらい言葉にできない素晴らしい大会でした。
もしかしたら、もうチャンスはないかも知れないけど、もしチャレンジさせてもらえるならもう一度出たい大会です。
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