廈門旅行2日目〜南普陀寺と中山路へ〜

廈門旅行も2日目に入りました。
昨日はゆったりと宿でやすみ、この日は朝から積極的に活動しました。
まずは、廈門きってのパワースポットである南普陀寺に行ってきました。

広大な敷地の南普陀寺

ここ南普陀寺は末五代の時代にかけて、禅僧が庵を結んだことから始まり、清の初期に重建された。
中華人民共和国では文化大革命の後、現在は僧侶の教育機関としても運営されているそうです。

なんと中国の観光地にしては珍しく入館料などは必要ありません。
さすがは仏教寺院ですね。日本も是非こうであってほしい。特に京都。

廈門という都市の中にひっそりとこのような大規模な寺院があるのは不思議な感じがします。
池には亀やら鯉やらがわらわらとうごめいていました。

地元の人も多いのか、東屋の中で読書や勉強をしている人も。

入口近くの仏塔です。

全面に細かく石窟のような仏像が掘られています。
結構有名なものなのか、中国の方は拝みながら写真を撮っていました。

この日は行きませんでしたが、境内には精進料理を提供する店もありました。
俗世の生活にどっぷりな私には最も縁のないものですね(笑)

本堂に入る前にお線香をいただきました。
これも無料でいただけでました。今まで中国であらゆる場所でお金を取られてきたので、なんだか新鮮な気持ちですね。

しかし、線香をつける場所で強引な物売りが数珠のようなものを売ってきました。
当然断りましたが、さすが中国という感じでしたね。

線香はこのように本堂の前にさしました。この辺りは日本の作法と変わりませんね。

そして、いよいよ本堂へ。
この日はなぜか本堂前を係の人たちが厳重な警備をしていました。
中国語で「絶対横切るなよ」と強く言われました。

他の観光客もよくわかっていないようでした。

しばらくすると僧正のような方と、一般人の方が連れ立って出てきました。
もしかしたら、何か特別な法要でもしていたのかもしれません。

南普陀寺の登山道へ

本堂すぐ後ろには、大悲殿というところがありました。

中には阿修羅観音像が鎮座していました。
なかなかの迫力でした。

大悲殿を後にして、いよいよ登山道へ。

それほどきつい登山道ではなかったので、スイスイと登っていけました。
現地の人たちも結構な軽装で登って行っています。

景色も綺麗ですね。

途中、有名な「佛」の字が書かれた大きな岩がありました。

山頂に近づくにつれ、少しずつ山道も険しなって行きましたが、さほど苦労もありませんでした。


かけ抜けるように上がって行き、ようやく山頂に到着。

山頂からは厦門が一望できました。
いい眺めで、登ってきた苦労が報われましたね〜。
後は天気さえよければ最高だったのですが…。
その後は同じく駆け抜けるように下山しました。

厦門の中心地中山路へ

南普陀寺を後にして向かったのは、歩行者天国にもなっている中山路です。

厦門の街並みの中でも特に洋風な雰囲気が強いですね。
タイのプーケットタウンに少し似ている気がします。(向こうはもっとカラフルですが)

歩行者天国になっているので、車は一切入って来ず、ゆっくりと見回ることができました。

この日は人通りも少なく、気温もちょうどよかったのでぶらぶらと歩くのには最高でした。

一歩通りをまたげば激しい交通量の大通りに出ます。
歩行者天国になっているのはメインの大通りだけのようですね。

途中、果実茶の店があったので寄りました。
試飲したらかなり美味しかったので、ブルーベリーの果実茶を購入。
店員さんがかなり癖のある人で面白かったです。
エグザイルの大ファンらしく、かなり熱く語ってくれました(笑)

帰る頃にはすっかり暗くなってきました。
この日はガッツリと厦門市内を回れたので楽しかったです。

明日は、福建の土楼に行ってきたいと思います。

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