中国周遊6日目〜仏教文化の極み莫高窟へ〜

昨日のツアーが終わりホテルに着いたのが0時過ぎ。
ヘトヘトになったにも関わらず、宿の店主から「明日は6時に出発するからな」という鬼の宣告。
莫高窟のチケットは当日はなかなか手に入りにくいみたいで、朝早く行かないといけないみたいです。
そして朝、疲れた体に鞭打って、時間通りに起床。
店主とともに莫高窟数字展示中心へ。

もうちょっとゆっくり出ても良かったのにと、心の中でぶつくさ言いながら行ってみると、もう長蛇の列です。中国人元気すぎる…。
そして、早速チケット売り場へ。
ちょうどよく朝イチのチケットを買うことができました。それも残りわずかでした。
いや〜、これは店主に感謝です。心の中で悪態をついてすみませんでした。
莫高窟へ入るには、ここ数字展示中心で1時間の映像を見なくてはいけません。

翻訳機も貸してもらえました。これで日本語で解説を聞けます。
前半の映画形式の時代背景の説明は非常に見応えがある映像でしたが、後半の絵画の説明は爆睡でした(笑)
そして、見終わり早速莫高窟へ。
ついてからガイド山と一緒に石窟見学へ。

途中博物館で、敦煌文書の流失についての説明を受け石窟を見学。

残念ながら石窟内は撮影禁止ということで、写真はなし。
ルールにゆるい中国人達もここはちゃんと守っていました。

石窟は一つ一つの精度、荘厳さ、煌びやかさがどれも素晴らしかったです。
また、作られた時代によって様々に変化する様も見ていて面白かったです。
それにしても、あれだけの量をあれだけ正確に描くことは容易ではありません。
私には狂気の沙汰にすら感じました。
そこがやはり信仰がもたらす力なのでしょうね。

 

その後は、ホテル近くに戻り鳴沙山に行ってきました。
昨日は、砂漠の中にある施設には訪れましたが、本当の砂漠を歩くのは今日が初めて。

鳴沙山の頂きを目指していざ行かん!

砂の上を歩くのは思ったよりも骨で、全然足が前に進みません。
体力自慢の自分ですらしんどい。
幸い縄梯子が置いてあってくれていたので、そこを歩くと少しマシ。
これはシルクロードの行軍は本当に過酷やったんやろうな。

振り返ると怖いぐらいの急な坂。そして遂に頂上に到達。

頂上からは、月牙泉が見えます。
古代より一度も枯れたことのないという泉です。
砂漠の中に静かに佇むオアシスですね。

背後は見渡す限りの砂漠。
こんなゴールが見えないところを目指して行くなんて絶対できへん。
そして、流石に疲れたのでホテルに戻りゆったりと過ごしました。
行きたいところは全部いけた充実した敦煌でした。
明日は西寧へ向かいます!!

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