歴史街道丹後ウルトラマラソン2016〜力及ばず〜

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朝2時半に起きて朝ご飯を補給してから、会場入りです。
やっぱり雨です。最悪のコンディションです。

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特に会場に着いてからスタートまでの間が滝のような雨!
これはもうあかんやろうと思っていたら、スタート前には嘘のように雨が止みました。
これならカッパも何もいらんやん。ようし気合い入ってきた!

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そして、4時30分にスタートの号砲がなりました。長い長い戦いの始まりです。

 

最初の10キロは相変わらずきつい。
朝一からこんな峠走らすなよと思うような山道です。

快調に進んでいきましたが、23キロ辺りで脚に異変が。
脚が急激に重くなり、全く走れなくなりました。
これはマズイと思いながらも、完全に気持ちも切れてしまいました。
しかし、こんな序盤でやめるわけにもいかず、とぼとぼと歩き始めました。
約4キロを30分近くかけて歩き続け、ようやく脚が回復。
そこから再び走り出すことに。

 

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なんだかんだ言いながらも、フルに到達。

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タイムは5時間3分。昨年よりも20分以上遅い。
でも、完走できないペースではない。

 

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残りも頑張って行ったらまたあの栄光を味わえる。
そう心に決めて走り続けました。

 

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そして、ついに最大の難所碇高原への登坂に。
しかし、もう完全に脚は潰れていました。
走り出すことすら叶わず、そして滝のような雨。
体も心もここで完全に潰れました。

 

結局72キロ地点で無念のリタイヤ。
昨年よりも到着時間は1時間近く遅かった。
続けることもできたけど、あのまま続けても完走はできなんだやろな。

 

止めたい止めたいと思って止めたけど、止めたあとは後悔しか残りませんでした。
しかし、もう後の祭りですよね。
練習不足やと思うけど、何よりも今回の俺は精神的にあかなんだね。
一言で言うなら、完全にナメた態度で臨んだあた気がする。

 

やっぱり100キロは甘くない。
自分の未熟さを露呈した悔しい一戦やった。

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