ついに手を出した丸ノコ〜マキタ M585 190mm〜

再発したDIY熱に日々うなされています。
何を作ろうか考えているだけで楽しいですね。

さて、そんな中ついに今まで手を出していなかった工具に手を出しました。
それが丸ノコです。
今回は購入に至った経緯から、その使い心地に至るまで紹介していきたいと思います。




最も怖い工具

今まで丸ノコの購入を躊躇っていたのは、ただただ怖いからです。
便利なのですが、工具の中では、群を抜いた危険度です。
その象徴と言えるのが、キックバック現象です。

キックバックは刃が材料に噛んだ(挟まる)瞬間に発生します。回転している刃が材料に噛んだりせったりすると、反発力が生じ後ろに丸ノコが走ります。この様に刃が挟まったり硬いものにぶつかって、機械が後ろに飛んでくることをキックバックと言います。丸ノコや昇降盤などでキックバックを起こすと、丸ノコや材料が飛んでくることがあるので、大怪我をしたり、亡くなったかたもいます。
                            DIY工具紹介部より引用

「亡くなったかたもいる」もいるという部分に、ただただ恐怖を感じていました。
工具は基本的にどれも使い方を誤れば、怪我につながるものが多いのですが、死ぬと聞くと流石に躊躇してしまいます。
死にはしなくとも、指くらい簡単に吹っ飛ぶ工具です。
(回転数で言うと、トリマーの方がはるかに危ないんやけど)

「そんな思いをするぐらいなら、手ノコで十分」と思い、今までたくさんの作品を作ってきました。

タイムイズマネー

そんなわけで、全ての作品をのこぎりでやってきたんですが、時に材の切断にものすごく時間がかかる時があります。
特に合板などをカットする時とたくさんの材をカットする時です。
合板のカットは特に大変で、いつも体力も時間もものすごく使います。
そこに時間をかけるのなら、もっと別のところに時間をかけたいと思うようになりました。

ノコギリの技術もそこそこ上がってきたし、修行期間はもう終了かなと思い、今回の丸ノコ購入に至りました。
やはり時間をお金で買えるなら、それにこしたことはありません。

makita 電気マルノコ 190mm AC100V M585を購入

スペック

ノコ刃寸法 190×内径20mm
最大切込み深さ 90°68mm、45°46mm
回転数 5500回転/分
電源 単相100V
電流 11A
消費電力 1050W
全長 2894mm
質量 3.1kg
今回は190mmのものを購入しました。
ネット上では、165mmの方がおすすめというのもみましたが、大は小を兼ねるということもあり、大きい方を購入。
大きすぎるんじゃないかと来るまでビビりましたが、きてみると思ったほどの大きさじゃなかったんで安心しました。
回転数ってこんなものなんやね。そう思うとトリマーの危険性があらためて実感できる…。

そして、丸のこを使ってまっすぐ切るためのガイドも購入。
直線も45度の角度ぎりもできるものです。
あんまりデカすぎると取り回しが大変なので、30cmのものを購入。
ツーバイ材くらいなら全然いけます。

実際にカットしてみる

これが実際の大きさです。片手で持てるぐらいの重さです。
このマキタのグリーンカラー好きやな。

そして、作業台にツーバイ材を載せて、いざカットです。
初めてのカットは本当に緊張しました。頭をよぎるのはキックバックです。
もし丸ノコが跳ね返ってきたらどうしようと思いながら、電源を入れます。

けたたましい音を出しながら回る刃。
恐る恐る刃を進めていくと、一瞬のうちにツーバイ材がカットできました。

断面のきれいなこときれいなこと。
自分のノコギリの腕では、ここまでの断面を出すことはできないかもしれない。
しかもカットの時間は1秒にも満たないぐらいでした。
丸ノコの力は本当に凄まじいです。

しかし、思った以上に簡単に切れたので、びっくりしました。
自分は怖がりすぎていたんだなと感じました。

初心を忘れずに

しかし、危ない道具には変わりないので、気をつけていかないといけません。
油断して慣れてきた頃が一番危ないのは、どんなことでも同じです。
怖いと思いすぎているぐらいがちょうどいいかもしれません。
これからも、安全面には最大限に注意しながら、使っていきたいと思います。

  • 絶対に丸ノコの後ろに立たない
  • いじる時は電源コード抜いておく
  • 周りに人を近づけない
  • 周りに余計なものを置かない

こんな感じで、何よりも安全を優先していきたいです。

 

しかし、これでかなりの時間を短縮できそうです。
ノコギリのよさと丸ノコのよさを理解して、それぞれをしっかりと活用していきたいと思います。
よし、そろそろ大物を作っていこうかな〜!

 

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