これが本当のコンプレッションウェアか!

以前、新しいランニングタイツの購入を検討していると書きました。
それも、本格的なコンプレッションウェアです。

ランニングタイツ購入検討中
今年度本格的にランニングに復帰してます。 春先は3年ぶりのフルマラソン、大連マラソンに参加しました。 まさかの5時間越えという、散々な結果に自分でも情けなくなってきました。

今回ついに、新しいランニングタイツが届きました。
選んだ理由や履き心地と共に、レビューしていきたいと思います。




まずは候補者たち

前回も述べましたが、以下の三つのメーカーが候補にあがりました。
CW-XSKINS、そしてMIZUNOです。
どれもコンプレッションウェアに関しては、業界トップの性能を誇っているブランドです。
どれを買っても、間違いのないとは思いますが、やはりせっかく買うなら自分が納得のいくものを選びたいということもあり、日本帰国の際にしっかりと試着してきました。
以下、その印象を紹介します。

CW-X ジェネレーター

まず脚を通して驚いたのは、その締め付けの強さ。
つま先が抜けるまでに、かなり力を加えないと無理でした。
そこから腰までタイツを上げるのも一苦労でした。
今まで自分が着用してきたランニングタイツとは、全然違いました。
これがサポートタイツかという感じでした。

ただ、一度履いてしまえば、脚にそれほど不快感は感じませんでした。

デザインもカッコよく、鏡で見てちょっとニンマリしてしまいます。
しかし、やはりネックは価格です。20000円は出せない。

SKINS A400

個人的に今回最も気になっていたモデルです。
ただ、名古屋近辺のスポーツショップを探したのですが、全然見つからずでした。
時間も限られていたので、今回は購入を断念しました。
高価な買い物になりそうなので、さすがに試着してないのに買うのは危険です。

 

MIZUNO バイオギア900

陸上界の雄、MIZUNOのコンプレッションウェアです。
短距離だった現役時代にも愛用していたバイオギアです。
しかし、当時のものとは全く違うコンセプトで作られていて、今では疲労軽減のサポートタイツです。
履いてみたところ、CW-X同様の強い締め付け感はありましたが、CW-Xほどの違和感はありませんでした。
自分の脚の感覚に合う感じがしました。
このあたりの感覚は現役時代に履いたことがあったからでしょうか。

 

そして、何よりも値段設定が嬉しい。
ほぼ同じ機能で値段に差があるんやったら、やっぱり安い方を選んじゃいますね(笑)
というわけで、今回はMIZUNOのバイオギア900を選びました。

 

MIZUNOバイオギア900のレビュー 

見た目は文句なしです

今回購入したのが、こちらのものです。
黒とブルーのカモフラ柄で、デザイン的にもグッドです。
派手な感じもしますが、履くと案外しっくりきて、自然な感じになります。

そしてリバーシブル仕様で、黒いシンプルなタイツにもなります。
多分黒で履くことはないでしょうが、気分でデザインを変えられるのは嬉しいですね。

実際の履き心地

サポートタイツの大きな特徴はその締め付けです。
その強い締め付けによって、疲労を軽減したり、パフォーマンスを上げる効果があると言われています。
バイオギア900もご多聞にもれず、強烈な締め付けです。
一人で履けないということは流石にないですが、履くまでにある程度の時間を要します。
腰までタイツを上げると、ピタッと体に吸い付いて、体の一部になる感覚になります。

実際に走ってみた感じは…

これを履いて実際に練習で何回か走ってみました。
LSD、スピード練習、タイムトライアルといろいろやってみたのでその印象を紹介します。

ここがグッド
  • スタートから力が発揮しやすい。
  • 足が自然と前に出る感覚になる。
  • 10kmを超えても疲れが出にくい。

やはり、そのサポート力は抜群です。
何よりも、力を入れなくても自然と足が前に出る感覚になるのは驚きでした。
今までタイツを履いてこんな感覚になったことがなかったので、面白かったです。

まだよくわからない
  • タイツに走らされている感覚なっている気がする。
  • フルマラソンなどの超長距離になると、この締め付けの影響がどうなるのか
  • トップスピードでの使用には向かない

メリットは裏返せばデメリットにもなるわけで、この締め付けが果たしてどの距離まで効果的に続くのかは今のところ未知数です。
練習でハーフまではこのタイツを使用して走りましたが、それ以上には過度の負担になるような気もしています。
なぜなら足が前に出る感覚が、まだタイツに走らされているような気がしてならないからです。
この辺りは、来週の泰山国際マラソンで試してみたいと思います。

 

そして、トップスピードを出すのには向いていません。
締め付けが極度なスピードを出すのを止めてしまいます。
短い距離での記録会には絶対にお勧めできません。

これからのランニングライフが楽しみ

まだまだ履き始めたばかりなので、未知数な部分もありますが、概ね満足できる素晴らしいタイツであることには変わりありません。
これから冬に入るので、このタイツで練習する機会が増えてくるでしょう。
どういう風な効果が出てくるのか楽しみですね。

 

とりあえず、日曜にの泰山国際マラソン頑張るぞ!

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